去る7月7日の七夕に小児部門勉強会を開催しました。

皆さまは飲み込みの障害と聞くと、最近のテレビでは誤嚥性肺炎が取り上げられていることから高齢者特有の問題とお考えではないでしょうか。
実はお子さんも飲み込みの障害が出てくることがあります。

そこで今回はNPO摂食コミュニケーション・ネットワーク 中島知夏子先生をお招きして、障害をお持ちのお子さんのお口や飲み込みの評価と支援についてご講演をして頂きました。
小児を専門にする言語聴覚士だけでなく、特別支援学校の先生方も一緒になって、お子さんのお口の発達とともに診るべきポイントや支援の注意点について学ぶことが出来ました。
午後からは普段悩んでいることをグループディスカッションとして参加者全員で考えながら、中島先生からアドバイスを頂きました。
1日の研修でしたが、時間が足りないと思うくらい、濃い話を聞くことが出来ました。

このように当会は様々な職種の方と一緒に学んだり、職場の垣根を越えてみんなで話し合う機会も作りながら、活動を行っています。
今後、もし興味あるテーマの勉強会が開催されるときは気軽にお申し込みください!

和歌山県言語聴覚士会
学術局